だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

火星の人/アンディ・ウィアー

◆読んだ本◆
・書名:火星の人
・著者:アンディ・ウィアー
・定価:1,200円
・出版社:ハヤカワ文庫SF
・発行日:2014/8/25

◆おすすめ度◆
・サバイバルSF冒険小説度:★★★★★
・何事にもめげない前向きな主人公度:★★★★
・単純明快なストーリーがいい度:★★★★
・火星に行くときは持っていきたい本度:★★★★★

◆感想◆
猛烈な砂嵐により探査を中止せざるを得なくなった火星探査隊。宇宙船で火星を離脱する寸前、砂嵐により折れたアンテナがマーク・ワトニーを直撃する…

火星に一人取り残された主人公のマーク・ワトニーが、なんとかして生き残ろうと奮闘するサバイバルSF冒険小説。
派手なアクションはないものの、次々と直面する不測の事態に対応する主人公の奮闘が読ませる。

途絶した地球との通信は?
残り少ない食料は?
水や空気は?
さらにどうやって地球に帰還するのか?

エンジニアにして植物学者である主人公が、持てる知識と技術を駆使する様子がSFならではの読みどころ。
派手なアクションシーンはないものの、最後まで飽きさせずハラハラドキドキの展開。
無人島やジャングルが舞台のサバイバル小説だと普通?の冒険小説になるところだが、火星を舞台にしたところがミソだなあ。

それにしてもリアル。
ちょっと読者サービスのユーモアを交えた、実際に起きた事故のノンフィクション、あるいは火星遭難者の手記にといってもいいほど。
将来火星探査に行くときは持って行きたい本だ。
万一不測の事態が発生しても、本書の主人公のようにめげずに前向きに頑張れば、何とかなるような気にしてくれるだろう。
(たぶん宇宙空間にも行かないだろうけど)


本書はリドリー・スコット監督で映画化進行中。

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テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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