だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター/五十嵐貴久

◆読んだ本◆
・書 名:1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター
・著 者:五十嵐貴久
・出版社:双葉社
・定 価:1,600円
・発行日:2007/10/25

◆評価◆
・おばさんたちの青春度:★★★
・ノスタルジックな青春度:★★★
・40代にたってしまった女性限定度:★★★★

◆感想◆
学生時代は優等生で、結婚してからも順風満帆の井口美恵子44才。家に閉じこもっているもの息苦しく、コンビニのバイトをすることに…

コンビニで知り合った万引き主婦や、腐れ縁の幼馴染み。40代のおばさんがひょんなことで、ロックバンドを結成!
バイト仲間のロック高校生やコンビニの若社長なんかも巻き込んで、話がどんどん盛り上がっていくという展開だ。

なんだかどこにでも転がっているような話だけど、そこは器用な著者の事、読者を笑わせたり泣かせたり、ユーモアとペーソスのある筆致で描写。
そつがないね。
本書の題名にもなっている曲を、学生時代に聴いたことのあるおばさんたちは、共感する所も多いのでは。

自分も読み終わった後、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を聴いちゃったし。
そういえば大分前にも白川道「天国への階段」を読んだ時、同じような経験をしたなぁ。
あん時はわざわざCDを買いにいったような記憶が。

とにかくそんな懐かしめのおばさん奮闘記。

舞台が国立って、俺の実家じゃん。親近感ありあり。

1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター/五十嵐貴久の表紙
 

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