だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

おじいちゃんもう一度最期の戦い/戸梶圭太

◆読んだ本◆
・書名:おじいちゃんもう一度最期の戦い
・著者:戸梶圭太
・定価:648円
・出版社:NMG文庫
・発行日:2013/4/19

◆おすすめ度◆
・荒廃した団地でのトンでも事件簿度:★★★★
・ぶっ飛んでるおじいちゃん度:★★★★★
・他にもびっくりな人物がいっぱい度:★★★★

◆感想◆
父親が起こした不祥事で、祖父の住む荒廃した団地へ引っ越すことになった直人。そこに待ち受けていたのは、とんでもなくぶっ飛んでるおじいちゃんと、荒廃した団地やぶっ壊れた住人たちだった…

著者初のライトノベルということだけど、準主役の青年がかなり少年っぽい設定というだけで、従来のトカジテイスト満載の小説。

かなりぶっ飛んでます。
おじいちゃんも尋常じゃありませんが、他の登場人物も普通じゃありません。
「焼きそばああ!」「コロッケ!」「餃子あああっ!」などと料理の名前だけしか喋らないシナガキとか、床が凹んでカビが生えるような巨漢チャットレディとか。
そりゃもう想定外の登場人物でびっくりするやら嬉しいやら笑っちゃうやら。

あとがきには「人間は自分の理解の範疇を超えた人間と出会わないと成長できないということだ」というトカジの金言が。

そうか、そうゆうことだったのか!
著者の小説に、はとんでもない人物がよく登場するが(とんでもない人物しか登場しないともいえる)、そこにはこんな意図があったのか!

んんん、でもこんなイタイ人物はなかなか現実では出会えないぞ。
ほっとするような、残念なような。

最近遭遇した、かなり常識はずれな人間といえば、

昼間のコンビニで見た、黒いレースのドレスで女装したすね毛モジャモジャのひげ面男。
公園で、腰のベルトに8本のリードをつないで、8匹の子犬を散歩させるタコみたいなお姉さん。(イカか?)
何十分も人を面罵し続け、キレまくる会社役員。(メタボで油顔)

成長するには、まだまだ出会いが足りない気がする。

◆関連記事◆
戸梶圭太『おじいちゃんもう一度最期の戦い』/小説☆ワンダーランド
おじいちゃんもう一度 最後の戦い/積ん読パラダイス

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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