だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

いのちのパレード/恩田陸

◆読んだ本◆
・書 名:いのちのパレード
・著 者:恩田陸
・出版社:実業之日本社
・定 価:1,500円
・発行日:2007/12/25

◆評価◆
・不思議短編小説度:★★★
・幻想と怪奇のイメージ先行度:★★
・結末があるようで無いようで度:★★★

◆感想◆
恩田ワールド全開の不思議短編集。

知らない言葉のイメージが具現化する幼い兄弟。納屋の扉の隙間を恐れ、しだいに隙間という隙間すべてが怖くなる男。ロト7に当籤した男の恐怖。

奇抜でファンタジックな内容と、そこはかとない恐怖の味付けが最高。
いろんなスチュエーションをよく考えるものよなぁ。

なかでも一番インパクトがあったのは「観光旅行」。
なんたって地べたからあんなものが生えてくれば、そりゃ驚くって。
ちょっと前に読んだ「冷凍みかん」テイストのショートショートで、こんな所が世の中にあれば、俺だって観光したくなる。

いのちのパレード/恩田陸の表紙
 

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