だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

クロノスの少女たち/梶尾真治

◆読んだ本◆
・書名:クロノスの少女たち
・著者:梶尾真治
・定価:940円
・出版社:朝日ノベルズ
・発行日:2011/8/30

◆おすすめ度◆
・少女向けSF短編小説度:★★★
・愛と友情と冒険度:★★★
・なりたい自分になるために勉強しなきゃ度:★★

◆感想◆
「時間」を扱った、カジシンお得意のSF短編小説2編。
清く正しい少年少女向けの、愛と友情と冒険のSFだ。

中学生を読者ターゲットにしているだけあって、単純明快なドキドキハラハラワクワクホロリな展開。
「彩芽を救え!」は、「クロノスジョウンターの伝説」そのまんまな展開なんだけど、オジサンが読んでもそれなりにドキドキ。
「ああ、友達っていいなあ。家族は大切にしなきゃなあ」なんて中学生みたいな感想を抱いてしまう。

勉強する意味が分からなくなる年頃の読者に向けて、なりたい自分になるためには様々な知識を得ることが大切なんだ、みたいな教訓的な文がチラホラあるけれど、これはちょっと余計かも。
知識不足の実体験がない勉強嫌いな中学生は、そんな忠告程度で勉強するようにはならないし、知識不足の実体験ありまくりの大人だって、いまさら基礎的な勉強なんかしようとは思わないんである(自分のことね)。

本屋の単行本や文庫本のコーナーには置いていないだろうジュブナイル小説本。
ジカジシンファンはお見逃しなく。
ハッピーエンドで読後も爽やかでっせ。

クロノスの少女たち (朝日ノベルズ)

梶尾 真治 朝日新聞出版 2011-08-19
売り上げランキング : 28530
by ヨメレバ

本書を面白く感じた中学生には、ぜひとも「クロノス・ジョウンターの伝説」を読んで感動してもらいたいと、オジサンは思わずにいられない。

◆関連記事◆
「クロノスの少女たち」梶尾真治/時間旅行~タイムトラベル
クロノスの少女たち[本]/成井豊の公式ブログ
クロノスの少女たち(朝日ノベルス)/読書感想未満、駄文以上。
カジシンエッセイ/高橋酒造サイト上にある本人のブログ

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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