だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

孤島の誘拐/戸梶圭太

◆読んだ本◆
・書名:孤島の誘拐
・著者:戸梶圭太
・定価:667円
・出版社:双葉文庫
・発行日:2011/9/18

◆おすすめ度◆
・B級ミステリー小説度:★★
・激安人間ドラマ度:★★★
・歳とともに激安度ダウン度:★★

◆感想◆
人口が300に満たない絶海の孤島。宝くじでにわか成金になった嫌われ者の息子が誘拐される。犯人は? 動機は? はたして真相は!?

家の回りに城壁のような塀をこさえた嫌われ者の宝くじ長者とか、若者のいない孤島で人生をなげてる元教師とか、昔はブイブイいわせたけど今は駄洒落がブイブイな誘拐専門の警部とか、還暦の青年団員とか、安っぽい登場人物たちが活躍?する誘拐ミステリー小説。

1年ぶりのトカジは、以前にもまして普通のB級小説作家の感、大だなあ。
人物を評する接頭語に、「激安」「1円」というフレーズがよく使われていたけれど、本書では「3円」なんていうフレーズが出て来たりして。
著者本人も承知のデフレな感じ。

それでも「リージョンフリーのDVDプレイヤーで『やくざ刑罰人 私刑!』を見たい」とか、海に向かって放り投げた塩辛の瓶とかのシーンにB級小説の醍醐味を感じちゃう。

けっこう好きなんです、トカジのB級小説。

孤島の誘拐 (双葉文庫)

戸梶 圭太 双葉社 2011-09-15
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YuoYubeの『やくざ刑罰人 私刑!』予告編は、トカジなB級度が炸裂!
登場人物に「見たい」といわせたくなる残酷で無惨なシーンの連続。
まるで昔のトカジそのまんまだ。

かなりえぐいです
111004.jpg
『やくざ刑罰史 私刑(リンチ)!』 予告編/nicozon

◆関連記事◆
孤島の誘拐(戸梶圭太)/黒夜行
戸梶圭太 公式サイト

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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