だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

県庁おもてなし課/有川浩

◆読んだ本◆
・書名:県庁おもてなし課
・著者:有川浩
・定価:1,600円
・出版社:角川書店
・発行日:2011/3/31

◆おすすめ度◆
・高知県観光立県化小説度:★★★
・爽やか町おこし度:★★★★
・お役所で頑張る青年のサクセスストーリー度:★★★★

◆感想◆
高知県の観光をなんとか強化しようとする高知県庁の「おもてなし課」。地元出身の作家に観光大使を依頼したものの、あまりのお役所仕事にあきれ気味の作家から電話が・・・

自分本位なお役所仕事にどっぷりな高知県庁。その中で働くおもてなし課の青年が主人公。
観光大使を依頼した作家から、さんざん嫌みやら常識やらをいわれながら、なんとか高知県の観光を振興させようとする奮闘記。
そこに言いたい放題な観光大使の作家や、アルバイトのカワイ子ちゃんや、曰く付きの観光コーディネイターが絡まって物語は展開。

これといって目新しいものはないんだけれど、キャラクターで読ませる著者の筆力は健在。
実力のある人気作家は、日常な出来事も物語に昇華させる力があるんだね。

県庁おもてなし課

有川 浩 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-03-29
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本書は当然のことながらフィクションなんだけども、高知県庁には本当に「おもてなし課」があったり、実際の観光地が登場したり、小説のモデルとなった人物がいたりと、かなりノンフィクションな感じ。
いってみれば本書は「高知県観光振興小説」でもあるというメタな造りにもなっていて、読んだ人はもれなく高知県に行きたくなる仕組みなんである。

やるなあ~

◆他サイトの感想など◆
高知県庁 観光振興部 おもてなし課
『県庁おもてなし課』は高知を変えるか?:日経ビジネスオンライン
ペンギンウォーク

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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