だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

麒麟の翼/東野圭吾

◆読んだ本◆
・書名:麒麟の翼
・著者:東野圭吾
・定価:1,600円
・出版社:講談社
・発行日:2011/3/3

◆おすすめ度◆
・刑事物ミステリー度:★★★★
・加賀恭一郎の推理が冴える度:★★★★
・みんなが納得するために/ごまかさない勇気度:★★★★

◆感想◆
日本橋の欄干にもたれるようにうずくまった男。不審に思った巡査が見たのは、男の胸に深々と刺さったナイフだった・・・

高評価でベストセラーにもなった「新参者」に続く、加賀恭一郎シリーズの最新作。
帯には「加賀シリーズ最高作」の強気なコピー。

癖のない文章や予断を許さない展開や人情味あふれる登場人物設定で、あれよあれよと時間を忘れて読みふけっちゃう。
上手ですねぇ。
題名にも使われている「日本橋の麒麟像」をはじめ「浜町緑道」「日本橋七福神」など、ファンならずとも物語の舞台を訪れてみたい日本橋風情もいっぱいで、地域活性化にも繋がりそう?
出だしには振り込め詐欺を未然に防ぐようなシーンもあって、小説ものつ社会的な役割なんかも考えてる?みたいな。

ただ「加賀シリーズ最高作」というにはもう一息か。
「麒麟の翼」にどんな謎があるのか、過剰な期待をかけてしまったし。

麒麟の翼 (特別書き下ろし)

東野 圭吾 講談社 2011-03-03
売り上げランキング : 17
by ヨメレバ

作家生活25周年記念特別刊行と銘打って、違う出版社から3冊が順次刊行される。
第1弾が本書で、第2弾は6月、第3弾は9月に発売予定。
出す本がベストセラーになる東野圭吾、出版業界の救世主です。

◆他サイトの感想◆
朴念仁と居候
東野圭吾堂々の最新刊『麒麟の翼』/WEB本の雑誌/杉江松恋
加賀恭一郎シリーズ最新作、東野圭吾『麒麟の翼』/WEB本の雑誌/大森望

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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