だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

純平、考え直せ/奥田英朗

◆読んだ本◆
・書名:純平、考え直せ
・著者:奥田英朗
・定価:1,400円
・出版社:光文社
・発行日:2011/1/25

◆おすすめ度◆
・ユーモア小説度:★★★
・若いヤクザのはかない青春度:★★★
・考え直した方がいいぞ度:★★★★

◆感想◆
歌舞伎町を闊歩するチンピラの純平。歩けばキャバクラのお姉ちゃんなどから気軽に声をかけられる人気者だが、彼には心酔する兄貴分のヤクザがいて…

久しぶりの奥田英朗は、ユーモアとペーソスを兼ね備えたテレビドラマにうってつけな感じの、若く純粋なチンピラが主人公。
ヤクザ組織から体のいい扱いを受けながらも、兄貴分のヤクザのためなら自分の命を捧げてもいいと思う硬派な男。
そんな純平と、彼を取り巻くヘンテコな人々との交流?を通して、「考え直した方がいいんじゃない?」といったクライマックスに向かって展開するお話し。

難しい展開もショッキングな描写も深く感動的なシーンもないけど、どこかもの悲しい雰囲気は、「ガール」のチンピラ版みたいな。

これだけ人気がって人から慕われる純平なんだから、工夫次第ではヤクザな商売から足を洗えるんじゃない?
「純平、考え直せ」って思っちゃうぞな。

本書は書籍版と同時に電子書籍版も配信されているそう。

書籍版だと、税込み1,470円
電子書籍版だと、税込み1,050円

あんまり安くないなあ。
印刷したり運んだり書店で売ったりするのを考えれば、電子書籍はもっと安くてもいいような気がする。
逆に書籍版が安すぎるのか?

◆他サイトの感想◆
よむみるろぐ。
黒夜行

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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