だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

祝もものき事務所/茅田砂胡

◆読んだ本◆
・書名:祝もものき事務所
・著者:茅田砂胡
・定価:945円
・出版社:中央公論新社 C★NOVELSファンタジア
・発行日:2010/11/25

◆おすすめ度◆
・探偵小説風少女小説度:★★
・「いかにも」な登場人物度:★★
・時代錯誤な展開が時代錯誤?度:★★

◆感想◆
やる気も根性も能力もない「もものき事務所」の所長・百之喜太郎。「確実に有罪になる弟を何とか無罪にして欲しい」という依頼が舞い込むが・・・

前作のあとがきに書かれていた「登場人物の名前が漢字だらけの本になります」との告知通り、現代の日本が舞台の本書、どうやら一話完結型の連作小説になるよう。

内容は今までのアクションシーンが多めだった作風と変わって、探偵小説風の少女小説。
殺人事件や弁護士や探偵風な人物が登場するけれど、血湧き肉踊る感がないな。
なんか残念な感じ。

二枚目で頭脳明晰だったり、かわいい顔してめっぽう強かったり、ダメダメ男なのに憎みきれなかったりな男性達や、スマートで凛とした姿が美しかったり、可愛いけどちょっとおバカだったり、自分というものをしっかり持っていたりな女性達。
いかにもな感じの登場人物。

扱ってる題材も、男尊女卑でプライドが服を着ているような旧家の吾藤田一族、そこでの時代錯誤なイタイ出来事がメイン。
今時こんな非常識なことやっている一家はないだろう?な時代錯誤ぶりだけど、それを物語のメインに据えるのもいささか時代錯誤な。

う~む、少女は今も昔もこういった内容に共感するのか。
よく分らないぞ!
ああっ、少女になって共感してみたいっ。


次作は「デルフィニア戦記」の番外編のよう。
楽しみだ。

◆他サイトの感想◆
ラノベ365日
迷宮ぐるぐる日記
時間旅行~タイムトラベル

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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