だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

天冥の標3 アウレーリア一統/小川一水

◆読んだ本◆
・書名:天冥の標3 アウレーリア一統
・著者:小川一水
・定価:880円
・出版社:ハヤカワ文庫
・発行日:2010/7/15

◆おすすめ度◆
・宇宙活劇小説度:★★★★
・木星で発見された遺跡の正体は?度:★★★
・《酸素いらず》と《救世群》と《被展開体》の関係度:★★★

◆感想◆
木星の巨大赤斑の中心にある古代遺跡「ドロテア・ワット」。調査隊は、それが巨大なエネルギー炉であることを発見するが・・・

メニー・メニー・シープ」「救世群」に続く天冥の標シリーズ第3巻。
木星で発見された巨大エネルギー炉を起点にして、宇宙の平和を海賊から守ることを使命とする《酸素いらず》や、虐げられた民である冥王班患者群の《救世群》や、人知れずネットワーク社会に入り込んで行く《被展開体》が物語の主役。

《酸素いらず》対海賊のスペースオペラな展開と、巨大エネルギー炉「ドロテア・ワット」はいったい何のために?なところが読みどころ。

なんかちょっと物足りないような。
前作が面白かったから、欲が出ちゃうんだな)
宇宙戦艦のドンパチも、迫力がいまいち?
(美少年艦長のアダムスの設定も引いてしまうし)
全体の展開もぎこちない?
(「メニー・メニー・シープ」に繋がる展開が見えてきたりして、それはそれで面白い)

これはやっぱり、全巻揃った所で一気に読破するのが正解かも。
物語の吸引力に身を任せて、ジェットコースターに乗ってるみたいに読むのがいいなあ。
ブツ切れに読むと、前作の内容や登場人物を思い出すのも大変だし。
(それは読み手の記憶力の問題だ。悲しいっ)




《酸素いらず》って宇宙戦艦ヤマトに登場するガミラス人みたい。
真空の宇宙でたなびくマントみたいな。

天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)
天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)小川 一水

おすすめ平均
starsもちろん言うまでもなく本巻も傑作
stars次巻が楽しみ
stars人類は宇宙に進出する
stars同じ亜種でありながらも違う境遇

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