だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

交渉人・籠城/五十嵐貴久

◆読んだ本◆
・書名:交渉人・籠城
・著者:五十嵐貴久
・定価:1,500円
・出版社:幻冬社
・発行日:2010/6/25

◆おすすめ度◆
・シリアスな立て篭りミステリー小説度:★★
・スリルとサスペンスの交渉劇度:★★
・少年法への疑問度:★★

◆感想◆
店内にいた客を拉致監禁した喫茶店の店主福沢は、自ら警察に電話をする。
いったい福沢は何をもくろんでいるのか、交渉人として福沢に接触する遠野麻衣子は、人質を解放させ、そして事件を解決できるのか! なサスペンス小説。

交渉人シリーズの最新作。
前作「交渉人 遠野麻衣子・最後の事件」は面白かったんだけど、本書はいまいち。
なんだか2時間サスペンスドラマのノベライゼーションみたい。

読みどころは、喫茶店に籠城した犯人と刑事部遠野麻衣子の駆け引きなんだけど、やや盛り上がりに欠ける。
犯行に及んだ背景の、少年法に対しての言及も通り一遍だし。
クールビューティな遠野麻衣子が魅力的な女性に描写されていないし。

結末も、もっとトンデモな結末を想定しているミステリー好きな読者もいるだろうと思わせる、想定内な感じ。

うーむ。
悪口ばっかりだ。
ジャングルみたいに暑い梅雨のせいにもしとこう。


交渉人・籠城
交渉人・籠城五十嵐 貴久


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夜中に寝苦しくって目覚めると、右手に「交渉人・籠城」を持ったまま寝ていた。
温度計を見ると、気温30度、湿度80%!(ここはジャングルか?)

きっと「寝苦しく不快」と「いまいちな交渉人」が結びついて、「交渉人は面白くない本」と感じたのかも。
清々しい秋にでも再読してみる?

◆関連記事◆
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テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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