だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

リミット/五十嵐貴久

◆読んだ本◆
・書名:リミット
・著者:五十嵐貴久
・定価:1.600円
・出版社:祥伝社
・発行日:2010/3/20

◆おすすめ度◆
・時限式サスペンス小説度:★★
・ラジオの深夜放送の力度:★★
・これからどうなるハラハラドキドキ度:★★★★

◆感想◆
シニカルでブラックな人気お笑い芸人の奥田雅志。彼がパーソナリティのラジオ深夜放送に自殺予告のメールが届く。だのいたずらなのか、本当の自殺予告なのか。放送局ディレクターと奥田の熱い葛藤が始まる・・・

器用さではぴか一の作家五十嵐貴久。どんなテーマでも面白い小説にしてしまう手腕は素晴らしい。
読みはじめると最後まで止められない巧さだ。

本書は、奥田雅志のラジオ番組が終わったら自殺するというメールが事件の発端。
メールはいたずらなのか?
もし本当の自殺予告メールだったら?
これから死のうとしている人を放置していいのか?
番組のディレクターや局の幹部、パーソナリティの奥田雅志達のドラマチックな人間劇が展開させる。
やや強引な展開やステロタイプな登場人物の描写に難はあるが、「一体これからどうなるっ」な興味でドンドコ読み進み、翌日は寝不足な一日なのであった。

リミット
リミット
祥伝社 2010-03-11
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おすすめ平均 star
star私はあり!
star同じシーンの繰り返し
starサクサク読めました

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本の内容とは全然関係ない火事騒ぎをひとつ。

先日昼間に部屋でぼんやりしていると、やけに外が騒がしい。
救急車とか消防車のサイレンが、引っ切りなしなんである。
何事かと思いマンションのベランダから外を見ると、消防車や救急車が数十台。
パトカーもいれば工事用車両まで出動してる!
下の方を見ると、消防士が俺を見上げている。
「???」
おれに用事か?とか不思議に思いながら上の方を見ると、高層階に梯子車の先端が近づき、その先のマンションの壁には、なんとレスキュー隊員が壁を横に移動している!

おおっ!
命綱も着けずにマンションの高層階をベランダからベランダへ移動する消防隊員!
見ているだけでスリスとサスペンスだ。

結局、どこにも火災は発生しておらず、誤報とのこと。
命綱も着けずにベランダからベランダへ移動する消防隊員は、いったい何をしていたんだ?

という一瞬「タワーリング・インフェルノ」なお話でした。


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テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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