だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

もう誘拐なんてしない/東川篤哉

◆読んだ本◆
・書 名:もう誘拐なんてしない
・著 者:東川篤哉
・出版社:文芸春秋
・定 価:1,200円
・発行日:2008/1/30
     
◆評価◆
・ユーモアミステリー度:★★★★
・お茶目なヤクザと天真爛漫な女子高生とあたふたする青年度:★★★★★
・大笑い度:★★★★

◆感想◆
たこ焼きのアルバイトをしていた翔太郎は、若い女性の悲鳴を聞く。見るとセーラー服の女子高生が、自分の方に駆けてくるではないか。彼女は翔太郎のも駆け寄ると、「助けて! 悪い人たちに追われているの!」…

ヤクザの娘にして女子高生の絵里香。キュートで大胆な彼女と、ひょんなこと狂言誘拐を計画する。
「小鳩組」みたいなかわいいヤクザや、べらんめえ口調の組長の娘など、そのまんまコメディドラマになりそうな愉快な面々がとっても楽しい。
天真爛漫な絵里香と、ドジで間抜けな翔太郎の掛け合いは大笑い。

最後は本格ミステリーばりのトリックもあったりして、著者のサービス精神満タンなお笑いミステリーだ!
直前に読んだ、鬱屈している「弥勒世」の後のお口直しに最適。
お口直しじゃなくても、十分おいしい!

もう誘拐なんてしない/東川篤哉の表紙
 

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