だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

Another/綾辻行人

◆読んだ本◆
・書名:Another
・著者:綾辻行人
・定価:1,900円
・出版社:角川書店
・発行日:2009/10/31

◆おすすめ度◆
・ミステリアスなホラー小説度:★★★★★
・学園ドラマ風サスペンス度:★★★★
・連続する事件の謎とは!度:★★★★

◆感想◆
亡くなった母親が住んでいた町に越してきた恒一。編入したクラスにいるミサキという女子に惹かれるも、クラスメイトの彼女への扱いに奇妙なものを感じて・・・

思たよりも分厚い!
でも、予断を許さないモダンホラーな描写と、丁寧で中だるみのない展開にグイグイ読めちゃう面白さ。

クラス内に漂う不穏な雰囲気。
過去に起きた不可解な事件。
幽霊のように扱われている少女ミサキ。
呪われた3年3組という噂。

クラスの謎を聞くうち、主人公の恒一はその渦中に巻き込まれて行く。
いったいどうなるんだあっ!
ちゃんとした結末はあるのかっ!
小説世界の構築に気を使っているけど、そんなのを無視したトンデモな結末になっちゃうんじゃ?!
といったような不安や疑問は杞憂に終わる結末に。
上手なホラー小説だ。

ミサキと恒一の、そこはかとない中学生のトキメキ感もいい感じ。

Another
Another
おすすめ平均
stars綾辻の新境地にして真骨頂。
stars綾辻行人の一つの到達点だと思います
starsまだ解読されない「神話」
starsもう少し納得したかった
stars懐かしくて、怖い

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年末になると文春やこのみすのミステリーベストテンが出そろい、今年はどんなミステリーが入っているのか気になるところ。

新参者」「仮想儀礼」「無理」「龍神の雨」は読んだし。
粘膜蜥蜴 」は10ページ読んで止めっちゃったし。
カタカナ名詞覚えられない症候群だから、翻訳本はダメだし。

ということで「Another」
初期の宮部みゆきに似た雰囲気(ってことはS・キング風?)で、読者を飽きさせない面白本だった。
あと気になるのは、「ダブル・ジョーカー」。
前作の「ジョーカー・ゲーム」から読んでみる?

◆他サイトの感想◆
taipeimonochrome ミステリっぽい本とプログレっぽい音樂
ジャックハマー
初心者のための読書ガイド

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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