だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

三匹のおっさん/有川浩

◆読んだ本◆
・書名:三匹のおっさん
・著者:有川浩
・定価:1,524円
・出版社:文芸春秋
・発行日:2009/3/15

◆おすすめ度◆
・3人のおっさんがカッコいい度:★★★★★
・2人の高校生の恋愛がステキ度:★★★★★
・家族みんながあったかい度:★★★★★

◆感想◆
むかしは悪ガキ仲間。今は還暦のおっさんたち3人が、町内の悪者たちを懲らしめるという、ユーモア勧善懲悪小説。

これは面白いっ!

まず主人公の3人のおっさんがカッコいい。
還暦を迎えようとする歳だけど、町内で起きる事件を3人で解決しようと自警団を結成。
それぞれ剣道だったり柔道だったり機械いじりだったり、得意分野を武器にして、町内で悪さをする悪人をバッサバッサと退治する。
コミカルでユーモアがあって人情味のある展開は、水戸黄門を見ているみたいに笑えて泣けて痛快だ。

さらに彼らの孫祐希と娘早苗の高校生コンビも素敵だ。
爽やかな恋愛とほろ苦い青春。
チャラチャラしているけど、洞察力のある祐希。健気でおしとやかな早苗。
高校生の理想的な淡い恋みたいな。
うーむ、早苗ちゃん、嫁に欲しいぞ。

脇役である家族もいい味出してるし、ほろっとくる人情話や憤りを感じる社会問題なんかもテーマにして、ろうにゃくなんにょにオススメの面白小説だ!


三匹のおっさん
三匹のおっさん有川 浩

おすすめ平均
stars『おっさん』はすごい!!
stars内容より…。
starsこういう有川さんもいい。
stars諦めなんて知らない、自分たちで出来ることをする
starsアラ還だからでしょうか

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以前著者の書いた「海の底」や「図書館戦争」を読んだ時には、ちょっと青臭かったり少女小説しているところになじめなかったが、本書はそれが抑えられていていい。
読者のターゲットを若年層だけにしぼらないようにしたな。

有川浩、なかなかの技量の持ち主だ。


◆他サイトの感想◆
三匹のおっさん 有川浩/文芸春秋
たいむのひとりごと
森の中の10月
オイラ流日々道楽

テーマ:読書感想文,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:小説・文学,本,感想,ミステリー

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