だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

ガリレオの苦悩/東野圭吾

◆読んだ本◆
・書 名:ガリレオの苦悩
・著 者:東野圭吾
・出版社:文芸春秋
・定 価:1,524円
・発行日:2008/10/25

◆評価◆
・納得の短編ミステリー度:★★★★
・科学なエンターテイメント度:★★★★
・完全犯罪をめざす犯人と湯川の対決度:★★★★

◆感想◆
聖女の救済」と同時刊行された本書は、天才物理学者「湯川」他、いつものメンバーが登場する科学的な謎解きミステリー短編集。

事件の解決は難しい科学的理論や手法が!
これじゃあいくら推理しても、知ってる人にしか分からないぞ!
著者はどうやってマニアックな知識を得ているのか、そっちの方が気になる。

でもそれだけで終わらないのが著者ならでは。
ちゃんと人間を描いているし、犯罪を犯す人の気持ちとか心理とかも描写している。
犯罪の科学的な解決と動機的な解決、両方に配慮しているがエライ!
忙しくったってガリレオと同じように手は抜かない! みたいな。

最新科学に食わしかったり科学実験好きの方は、湯川に負けないよう推理するのも一考だ。


ホログラム
久保田ホログラム工房



リップマンホログラムという平面画像を立体的に見せる技術が、本書の中でトリックとして使われている。
キャッシュカードとかお札とかについてるヤツね。

原理とかちょっと読んだけど、さっぱりだ。
でもこうゆう技術が発展して、本や雑誌に掲載される写真とかが立体的になったら嬉しいぞ!

風景写真とかが奥行きのある景色として見られたらステキだ。
(本当はもっと違ったものも見たい気がするけど)


ガリレオの苦悩/東野圭吾の表紙
 

◆他サイトの感想◆
煩悩ダンスホール
チャウ子のそれでも本を読むのだ
(暫定)DUST BOX


テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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