だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

狼花 新宿鮫9/大沢在昌

◆読んだ本◆
・書 名:狼花 新宿鮫9
・著 者:大沢在昌
・出版社:光文社
・定 価:1,600円
・発行日:2006/9/25

◆評価◆
・スリリングな犯罪小説度:★★★★★
・組織犯罪の仕組み度:★★★★
・かっこいいぜ!新宿鮫度:★★★★

◆感想◆
新宿中央公園で起きた外人どうしの喧嘩で、大麻を所持していたナイジェリア人が逮捕させる。捜査を担当した鮫島は…

うーん、久しぶりの鮫島は相変わらず正義感たっぷりの正直者。自分の信念を曲げずに誰とでも立ち向かう姿がかっこいいぜ!

今回のストーリーは、巨大盗品マーケットを独自に築き上げた国際犯罪者と、そのマーケットを狙うヤクザ組織、そして警察機構が三つ巴の駆け引きを繰り広げるというもの。
そこに、中国人の美人女性や警察内の対立(というか鮫島対香田の意地みたいな)があったりして、否が応でも盛り上がってしまう。

中国人女性明蘭が二人の男性に抱く気持ちと、鮫島=晶の関係を比べて読んだりするのもいいし(それにしても鮫島=晶のくだりは少なすぎ)、組織犯罪に関する仕組みを読み解くのも一考だし(京極堂入ってるんじゃない?)、それぞれの登場人物の思考をシュミレーションするもの面白い。

新宿鮫ファンは、お見逃しなく!

狼花 新宿鮫9/大沢在昌の表紙
 

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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