だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

東京ライオット/戸梶圭太

◆読んだ本◆
・書 名:東京ライオット
・著 者:戸梶圭太
・出版社:徳間書店
・定 価:1,700円
・発行日:2005/7/31

◆評価◆
・セレブ対激安住民の戦い度:★★★
・爆発する怒り度:
・イッテる登場人物達度:★★

◆感想◆
金持ちと貧乏人の二極分化の進んだ近未来の東京。高度のセキュリティを誇る高級マンションが綾瀬に建設される。周辺住民は、入居者に怒りの鉾先を向けるが…

カメラ小僧のピザ配達員。ヤクザに取り入ろうとする不良中学生。頭のおかしいホームレス。
どこにでもいそうだが、一線を踏み越えた感のある登場人物たちがめじろ押し。
彼等の負のエネルギーが、しだいに高級マンションに住むセレブへと向いて行く。

しかし、その高級マンションに住む住人も、一癖も二癖もあるセレブ。
体のあちこちに改造を加え、30才の美貌を保っているグラマー女性。彼女が狙うのは、同じマンションに住むモデルのような美少女の体。
女性をとっかえひっかえしては、窓の近くでことに及ぶ医師。

激安の登場人物オンパレードだが、いまいちディープなところがない。
登場人物に、作者の思い入れ(愛)を感じない。
ラストに向け収束する展開はいいが、未消化のキャラクターが多すぎて少々残念だなぁ。

東京ライオット/戸梶圭太の表紙
 

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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