だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

地に埋もれて/あさのあつこ

◆読んだ本◆
・書 名:地に埋もれて
・著 者:あさのあつこ
・出版社:講談社
・定 価:1,400円
・発行日:2006/3/20

◆評価◆
・ファンタジックホラー度:★★★
・生者と死者/彼岸と此岸度:★★
・自分の欲しいものは?/どうすれば満たされるのか?度:★★

◆感想◆
目が覚めると、土の中にいた。埋もれているのだと、すぐに悟った…

不倫相手と心中しようとした優枝は、自分だけ埋められた土中で目覚める。なかなかショッキングな冒頭のこの物語は、「透明な旅路と」の続編といった趣き。

自分が死んでいるのか生きているのか、いったい何を求めて生きているのか、登場人物のさまよい悩む姿が、うすら淋しい風景や人間関係とともに描かれる。
ファンタジーあるいはホラー仕立ての展開ながら、生・死の意味を問いかけるような登場人物の台詞が、毎日ぼんやり/忙しく暮らす自分のハートをビビッと震わす。

いったい自分が生きている理由ってなんなのか?
家族のため? 仕事のため? 自分で決めた目標のため?
どれも当っているようだけど、100%正解という気もしない。

いったい俺は何がしたいんだ!!

とりあえずは、昼飯が食べたい。

地に埋もれて/あさのあつこの表紙
 

テーマ:感想,おすすめミステリー小説,本 - ジャンル:本・雑誌,本,感想,ミステリー

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