だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

セイギのチカラ/上村佑

◆読んだ本◆
・書名:セイギのチカラ
・著者:上村佑
・定価:1,300円
・出版社:宝島社
・発行日:2009/6/29

◆おすすめ度◆
・しょぼい超能力者たちの活躍度:★★
・スリルとサスペンス度:★★
・現実のアブナイ事件のパロディ度:

◆感想◆
巨大ネットカフェで残忍な殺人事件が起きる。事件の重要参考人として浮かび上がった美女は、とてつもなく影が薄いという特徴が・・・

とても印象が薄く存在自体を認識できない美女の玲子。
どうゆう訳かグーグルマップのような俯瞰認識力を身につけたセールスマン。
頭髪が抜けるほどに強い念力(ブラジャーのホックを外すくらい)を持つアニメオタク。
30cmくらいのテレポテーション能力のあるギャンブラー。
などなど、ちょっとしょぼい超能力者7人が活躍?するコミカル?サスペンス?小説。

うーん。
状況や登場人物の設定はいいんだけど、ちょっと安易で都合の良い展開。
超能力者たちが事件を解決に導くとともに、日本規模の危機を救おうという内容だが、調子よすぎだ。
盛り上がってるのは著者だけみたいな。

本書はニフティ・ココログ小説で連載していたものの単行本化したものとのこと。
ブログではけっこう盛り上がっていたのかもしれないなあ。
テレビドラマにすれば、映像のインパクトで瑕疵をごまかせるかもしれない。


赤い月


「セイギのチカラ」がブログで盛り上がっていたかどうかは分からないけど、「これは斬新な商品だよ、君!!」とか開発会議でいわれた商品が100円ショップでとっくに売られていたみたいな。
「こうやって食べるとインスタントラーメンも10倍美味しい」っていってるのはその人の家族だけだったり。

ブログの共同体意識が幻想を見させてくれるのかも。
それはそれで楽しいけど、仲間に入らないと分かち合えないよネ!


セイギのチカラ
セイギのチカラ上村 佑

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◆他サイトの感想など◆
ココログ小説 セイギのチカラ

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