だな通信 ミステリー文庫

国内の新刊ミステリー小説を中心とした独断的読書感想。 「面白い本なら何でもOK」というのが信条。 趣味の合う方には参考になるかも。合わない方は評価を反対に見てね。

実録・アメリカ超能力部隊/ジョン・ロンスン

◆読んだ本◆
・書 名:実録・アメリカ超能力部隊
・著 者:ジョン・ロンスン
・訳 者:村上和久
・出版社:文春文庫
・定 価:629円
・発行日:2007/5/10

◆評価◆
・超能力兵器+トンデモ戦略度:★★★★★
・突拍子もないものが世界を動かす度:★★★
・深夜の戦争ルポルタージュTV風度:★★★

◆感想◆
アメリカに実在した超能力部隊と、その関係者へのインタビューからなるノンフィクション。

のっけからアメリカ陸軍司令官の、壁を通り抜けようと真面目に奮闘する行動にビックリクリクリ!
量子論とかが思考の背景にあるならまだ分かるような気がするけど(分からないけど)、壁を通り抜けられない理由を「心を正しい状態に持っていけなかったせいだ」とするあたりに、このアルバート・スタッブルパイン三世少将の生き様を見た。
すばらしい!

続けてユリゲラーがアメリカ政府の超能力スパイであったことや、山羊を睨み殺そうとする話など、これで本当に戦争に勝てるのか?と思うような奇抜な戦略がてんこもり。(ネバネバで固めるとか、恐竜バーニーの音楽攻めとか)

しかしこれが実戦で使われたことがあるから驚く。

あらゆる突拍子もないものは「馬鹿じゃないの」とはじめは思われるが、そこに有効性があると分かれば常識となる。
戦争に限らず、業界の先端を牽引するのは若者の軽薄な行動だったり、奇抜な製品だったり突拍子もない考えだったりするんだなぁ。
ソニーだって昔「エスパー研究室」があったくらいだし。
と、変なところで感心。

実録・アメリカ超能力部隊/ジョン・ロンスンの表紙
 

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